2014/3/30人類をハトにするイベントで、ハトになってみた件。



2014/3/30、デイリーポータルZの林雄司さん主催の、人類をハトにするイベントに参加してきましたので、ご報告いたします。
 

ハトイベントとは


人類をハトにするイベントとは、ざっくり言うと、頭にかぶるハトマスクを使って、ハトっぽい写真を撮って楽しもうというイベントです。
詳細は、過去のハト活動がまとめられている、こちらの記事を参考にされたい。



今回、大阪初上陸だったこのイベント。開催地はグランフロント大阪です。

まずは、グランフロント大阪北館に設置された特設ブースでハトマスクを受け取り、ハトになるためのコツを学ぶワークショップを受けます。
その後、各自、自由にハト写真を撮りに行きます。写真は、ハッシュタグをつけて、TwitterにUP。
そして、18時に指定の会場に集まり、アフターパーティー開始。ハッシュタグに投稿されたハト写真をみんなで見ながら、あれこれツッコミを入れて語り合う。
という流れでした。

なにがすごいって、ワークショップからアフターパーティーまでの間、グランフロント大阪北館ナレッジキャピタル内の約80%で、ハトマスク写真の撮影が許可されていたという点。

ナレッジキャピタルというとアレですよ、コカコーラやら、docomoやら、積水ハウスやら、名だたる企業のショールーム的な店舗が、たくさん設置されている一帯なのですよ。産学連携とか、そういうテーマも掲げられた、ちょっと知的で最先端なイメージのスペースなのですよ。
そんなところで、ハト写真なんてふざけたものを撮っちゃっていいのか!
いいんです!


ハトになってみた


というわけで、わたくしも、ナレッジキャピタル内で、ハトになってみました。



町田樹選手、世界フィギュアスケート選手権、銀メダルおめでとう!
町田選手のFS「火の鳥」のポーズを決めるハト。




ドコモダケとお見合いをするハト。




iPhoneの看板の前で、iPhoneをいじるハト。




まぎれるハト。




ジョジョストッキングでセクシーなハト。




サブウェイうめぇ。


火の鳥で満足だった。


正直なところ、最初の「火の鳥」の写真が撮りたくて、このイベントに参加しました。
このためだけに、わざわざ服も着替えたし、町田選手の「火の鳥」衣装を意識したストールも持参したし、少しでもスケート靴っぽく見えないかなと思ってコンバースのハイカットを履いていったりしました。
ですので、あの写真が撮れた時点で、任務完了といいますか、九割満足だったのですが……。



なんと、アフターパーティーで、あの写真が取り上げられてしまい、
「このポーズ、今、この場で出来ますか?」
とリクエストされてしまったので、皆様の前で演じるという事態に……。

履いていたのがジョジョストッキングだったので、前に出た途端、前方の皆様から、「ジョジョ……?」「ジョジョ……!」という声がぼそぼそと聞こえてきたのが印象的でした。

また、「火の鳥」写真と、パーティー時の服装が違うことについて、他の参加者の方に、「えっ、もしかして、わざわざ着替えたんですか!?」と問われたので、「はい」と答えると、
「バカですね!」
というお褒めの言葉をいただきました。わぁい褒められちゃった。

その後も、羽生結弦選手のFS「ロミオとジュリエット」の最後のポーズ(通称「ん」)でハト写真を撮りたいのだけれど、正しいポーズがわからないという方から相談を受けたり(わたしのiPhoneの中に、「ん」のポーズの写真を保存してあったので、それを見ながら一緒にポーズを完成させました)、皆様と楽しく交流しながら、ハトの夜は更けてゆきました。

パーティー内では、なんだか、「フィギュアスケートに詳しいハト」という立ち位置を与えられていたような気がします。
とても楽しかったです。


ハトになってみて


一日、ハトになってみて、わかったことがあります。それは、

「ハトマスクなら、やりたい放題」

……いえ、実際は、逆かもしれません。
今回は、事前に撮影許可をいただいていたので、ハトマスクで写真を撮っていても、お店の方も、生暖かく見守りつつ、ほどよく放置してくださいました。が、事前許可をいただいていない場所での撮影は原則禁止でしたし、今後も、外でのロケハン時には、周囲に許可を得たり、遠慮したりといったことが必要になってくるのでしょう。

しかし。
しかしです。
そういう外部の問題とは、また別の話なのです。
外部の諸々をクリアした状態で、カメラのフレーム内に収まっている間。その瞬間の心地を言葉で表現するならば、
「どうせハトだしやりたい放題だぜイエーーーーーーーーーッ!!!!!!!」
としか、いいようがありません。

だって、「火の鳥」写真や、ジョジョストッキングでセクシーなハト写真など、普通に顔を出した状態で撮影しろといわれたら、かなり厳しいですもの! 「いやいやいやいや無理無理無理無理」ってつい言っちゃいますもの! 「どのツラ下げて」とか自分で思っちゃいますもの!

いうなれば、心理的な壁が高いのです。すべての人間の最も辛辣な批判者は、己の内なる声である。しかし、そんな内なる批判者を一瞬にして無効化してしまう魔法のアイテムが、ハトマスクなのです。だって、「どのツラ下げて」だの「わたしなんかが」だのとあれこれ批判してみたところで、考えてみてください、出来上がった写真は、所詮、ハトなんですよ!

これは、「酔っ払っているときの怖いものナシ感」に、似ているかもしれないと感じました。
酔っているときはそもそも自己批判の機能が低下しがちですし、何か粗相があったとしても、「所詮は酒の席での出来事だし」と思える、あの感じ。
ハトマスクは、いわば、「素面のまま酔っぱらえる魔法のアイテム」なのかもしれません。

hnsmは、今後も、素面の酔っぱらい=ハトマスク活動に、継続的に励んでいきたいと思います。



お疲れさまでした。