★asato氏が、わきの下を寝違えました。
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何をどうしたら、「わきの下を寝違える」などという現象が起こるのか、理解できません……。
ちなみにasato氏は、数年前にギックリ腰になったときも、くしゃみしたり笑ったりするだけで激痛→こんなときに限ってオモシロイことを思いつく→自分でオモシロイこと言って自分で爆笑→激痛、というコンボをキメていらして、とてもダサかったです。
★池田理代子先生の漫画を原作とするアニメ「おにいさまへ…」を見始めました。あまりの面白さに、すっかり夢中です。「おにいさまへ…」は、理代子先生の代表作のひとつであり、少女漫画史に残る名作のひとつとして数えられている作品なので、ご存知の方もきっと多いことでしょう。
物語は、名門女子校・青蘭学園高等部に入学した主人公・御苑生奈々子が、選ばれた生徒のみが入会を許されるという学園内の特権組織・ソロリティのメンバーとして選出されてしまうところから始まります。
中等部からの内部進学者がほとんどを占めるこの学園で、外部から入ってきたばかりの奈々子が、何故……? という疑惑が吹き荒れる中、学園内の誰もが憧れる美しき生徒会長・一の宮蕗子さまの推薦と寵愛を受けてしまった奈々子に、他の生徒たちからの妬み・ひがみ・そねみが集中。誹謗中傷のビラをまかれ、体操着を切り裂かれ、楽しみにしていた高校生活は一転、酷いいじめの日々となってしまいます。
そんな奈々子を支えてくれるのは、同じくソロリティメンバーズの、美しきクラスメイト・信夫マリ子。けれども、彼女もどこかエキセントリックで、何故か奈々子に異様に執着するそぶりを見せます。そんなマリ子や、蕗子さまの周囲の人々との関わりの中で、奈々子は様々な衝撃的な出来事に直面し、運命に翻弄されていきます。
何故、タイトルが「おにいさまへ…」なのかというと、高校受験の際に通っていた進学塾で、アルバイトの講師として教えていた大学生・辺見武彦を、奈々子は「おにいさま」と呼んで慕っていて、この物語は、奈々子がおにいさまに宛てた手紙として展開していくからです。
ひとまず第六話まで見ましたが、原作の世界観を完璧に近いまでに再現した映像美、ドラマチックなストーリー展開を引っ張る印象的な演出など、見所満載で失神を禁じ得ません。後半にかけて、漫画版とは違うストーリー展開となるそうなので、この物語がいったいどのように帰着するのか、たいへん楽しみです。
登場人物は、誰も彼もが想像を絶するほどに魅力的です。
謎の錠剤を飲んでばかりいる、見るからに不健康そうでマッドな雰囲気に溢れた麗人、サン・ジュストさま。
公平でさばさばとした性格が気持ちよく、運動神経抜群でボーイッシュな薫の君。
そして、完璧な気品と美しさをたたえた生徒会長、蕗子さま。
しかし、そんな華麗なる人々を横においてしまうほどに、わたしの心を掴んで離さないのは、奈々子につきまとう美少女・信夫マリ子です。
親指の爪にだけ赤いマニキュアを塗っていることを奈々子に打ち明け、「見て、秘密なのよ。美しいでしょう」と言ってみせたり(秘密を共有することで相手と親密になるのは、乙女の常套手段ですね!)、調理実習の授業中、陰口を叩くクラスメイトに向かって、ボウルいっぱいの小麦粉をぶっかけて「黙れ、興信所の娘!」と怒鳴るなど、その魅力はわたくしを悶絶させて余りあります。
他者をねたみ、ひがみ、そねみ、親の職業を理由に罵りあう……。
この理不尽さこそが、少女を少女たらしめるゆえんであり、少女期にのみ許される、自己愛と自意識が複雑に合体した、怨念ともいうべき美しくも恐るべきパワーですね。素晴らしいです。



