もう何もしたくないほど心身ともに疲れてしまったときに見る動画


ウンチと言いながらウンチをするオウム

めっちゃ元気出る。

乙女なランドセルも遂にここまで来た。



楽天をうろついていて、たまたま見つけたランドセル。

なんかもう、すごい……。
とにかくモデル写真のクオリティが圧倒的。ランドセルにこれほどまでの世界観を託す親心……。ランドセルで出来ることもとうとうここまで来たかという類の感銘を受けました。

このランドセル、いちおう、標準的なランドセルと同じく、サイドにカラビナがついているけれども……頼むから、給食袋をぶら下げたりしないで欲しいw お願い、世界観を! 世界観を壊さないで!!


▼こちらは、まるで不思議の国のアリス。




▼こっちはプリキュアっぽい。




▼男の子向けのロデオボーイ風もあります。

シュ様新作待受☆2016申年Ver.配信!


2016年、明けましておめでとうございます!
旧年中は多くのご支援をいただき、ありがとうございました。
昨年はやや地味な活動となったbonustraxx&シュ様ですが、本年は様々な展開を予定しておりますので! 皆様、何卒! どうぞよろしくお願い申し上げます!!
2016年が皆様にとって良き一年となりますように。
願いを込めて、恒例のお正月待受を配信いたします。

今年の干支は……申!



孫悟空シュ様!!!!!!!!!
如意棒を構える姿の凛々しさ、觔斗雲を踏みしめる足腰の勇ましさ……。
今年のシュ様は、ひと味違うぜ!


待受画像は下からどうぞ!
iPhone5/5s用、iPhone6用、iPhone6 plus用の三種類をご用意しました。
※各サイズの画像は、クリックすると大きく表示されます。

★iPhone5/5sサイズ



★iPhone6サイズ



★iPhone6 plusサイズ

2015年買って良かったもの:アイリスオーヤマの調光・調色機能付きLEDシーリングライトAmazon限定品

2015年もあとわずか!
というわけで、わたくしが今年買って良かったものをご紹介する記事をいくつか書いてみようかと思います。
今回は、これ。



青白い蛍光灯色から黄みの強い電球色まで、11段階に色味を調節できるLEDシーリングライト。明るさも10段階に調節できます。

青白い蛍光灯の光が自律神経に悪影響を及ぼすので、安眠のためには白熱球のような暗めの明かりが良い……という話を、よく耳にします。
なるほどなーと思うし、間接照明のようなムーディーな明かりへの憧れもあるわたくしです。しかし、白熱球の明かりって、実際かなり暗いですよね……。読書や書き物、PC作業には不向きと言わざるを得ません。加えて、わたしはデザイン業を生業としているので、明るい蛍光灯の下でないと、画面や印刷物の色味を正確に見ることができない。……アカンやん。詰んどるやん。

と、諦めかけていたわたしの救世主が、こいつです。
このシーリングライトなら、蛍光灯色から電球色まで、色味を好き勝手にブレンドできる! 明るさも調節できる! できちゃうんですよ奥さん! これや! これこれ! わたしが欲しかったやつ! ステキ! 抱いて!!!!

同種の機能を持つライトは他社からもリリースされていますが、アイリスオーヤマの製品は、価格破壊的に安価です。その中でも、Amazon限定モデルのこれが、一番リモコンの使い勝手が良さそうだった、というのが購入の決め手でした。
自分の好きな明るさ・色味のメモリー機能があるのっていいよね……ボタン一発でいつでも好きな明るさのライトに早変わり……さいこう……ここが楽園か……。

このライトが届いてからというもの、週末ヒキコモリライフがより上質なものへと変化しました。もう極力、ひとりで部屋にこもって、PCとかゲームとか読書とか映画鑑賞だけをして生きていきたい……。そう願ってしまうほど、明かりひとつで部屋の居心地がこんなにも変わるものかと知りました。わたしの同志の週末ヒキコモラーの皆様にオススメです。


webデザイナーである私がBTOパソコンを組んでみた結果の構成と、クリエイター向けPC周辺機器のおすすめなどのお話。

デザインや文筆を生業にしてそれなりに経つわたくしですが、メモリを4GBしか積んでいない5年前のノートPCをメイン機として作業していくことに、さすがに限界を感じる昨今でしたので、この度、思い切ってPC周りの環境を刷新いたしましたので、ご報告いたします。


■PC本体

ノートPCに飽きていたので、パワフルなデスクトップ機にしようと決めていました。しかし、家電量販店に出向き、販売されているPCのスペックをチェックしてみると、わたしの求める基準を満たすものが、なんと一台も存在しないという現実に直面……。かといって、自作はハードルが高いし……と悩んでいたら、自分好みのパーツを選んで組んでくれるBTOパソコンなる市場の存在を教えてくれる人がいました。あぁー、なんか、DELLとかそういうの、昔からあった気がする! と、PCハード面への無知っぷりを全開にしながら詳しく話を聞いた結果、今回のわたしのニーズにぴったりだと判明したので、挑戦してみることにしました。

BTOパソコンを組んでくれるメーカーはいくつかありますが、会社で使っているPCがFrontier製で、とても安定していて信頼感があったので、今回はFrontierにお願いすることに。
主なスペックは以下の通り。

OS:Windows 7 Home Premium 64bit版
CPU:Interl Corei7 4790
グラフィックボード:GeForce GTX750
メモリ:16GB
Cドライブ:SSD 120GB
Eドライブ:HD 1TB

PCの目的は、「Photoshop、Illustrator、Dreamweaverを同時に立ち上げて作業してもサクサク動くこと」。
メモリ16GBは絶対!! と決めていましたが、さらに早くするためにSSDを導入。本当はSSD 1TBあたりを搭載したかったんですが、いやはやSSDは高い。悩んだ末、予算との兼ね合いで、システム&作業用Cドライブ:SSD、データ保存用Eドライブ:HDの構成に落ち着きました。

さらに、グラフィックボードは、本当はQuadroのほうが良いんだろうなぁとか、いろいろ悩んだんですが、これも、早い話が予算との兼ね合いの結果です(ノ∀`)

OSについては、ちょうどWin10が出るタイミングだったので、これも相当悩みました。が、Win10リリース後1年間は、7、8、どちらからも無償アップグレードできる旨が公式から発表されていたので、じゃあ使い慣れた7で導入して、Win10のアップデートがひと通り落ち着くであろう半年後くらいに、しれっとアップグレードすればいいんじゃないかな、と結論づけました。

PCが届いて、毎日使って三週間が経ちますが、最高です。
めっちゃ早い。SSDとメモリ16GBまじ早い。
起動も保存もタイムラグがほとんどない。息をするように作業できる。やばい。捗りすぎて脳汁ブシャーッてなるのがわかる。まじやばい。

以前のわたしは、有名なこのコピペ↓

『フォトショップ間違えて起動した時の
「呼んだ!!!!?!?!?!!」
「間違えました」
「まってて!!!!!!!!」
「間違えました」
「いま準備するから!!!!!!!!!!」
「間違えました」
「できた!!!!!!!!!!!」
「間違えました」
「どうぞ!!!!!!!!!」
って感じ最高にきらい』

に大笑いしながら同意していたんですが、今回のPCでは、これを感じる暇すらない。
「呼んだ? ……はい、どうぞ☆」
くらいの軽やかさでPhotoshopたんが応えてくれる。
なんだこれは! すごい! こんな世界があったなんて!!


■PCモニタ

モニタも、こだわり出したら相当ディープな世界なんだろうと思うんですが、正直、わたしにはそこまでのこだわりがありません。笑
今回、必須条件として挙げたのは、

1)アンチグレア液晶
2)枠の色は黒
3)23インチ以上、27インチ以内

それまで使っていたノートPCが光沢液晶で、映り込みが激しくて、それはそれはストレスだったので、今回は絶対に非光沢にすると固く決意していました。
枠の色は、個人的に黒のほうが落ち着くから。
サイズは、会社で使っているのが23インチ程度のモニタなので、同程度で揃えようと決めていました。

この条件を満たす液晶モニタは、市場価格が平均2万円程度なんですが、FrontierでPCと一緒に購入すると1万7千円程度で23.6インチが買えるので、じゃあそれでいいや、と。笑
購入後、真っ先に色味調整をしましたが、変な色かぶりもなく、とても快適に使えているので、満足してます。


■ペンタブ

ペンタブというと、イラストを書くためのものというイメージが強いかと存じますが、デザイン作業にも必須アイテムなんです。画像の切り抜き作業とか、パスを書くときとか、ペンタブとマウスでは、体感では8倍くらい作業速度が違う。

なので、イラストが描けないデザイナーであるわたくしも、会社ではWacomのペンタブレット Intuos Pro Mサイズを愛用しているのですが、正直、わたしの用途では、このペンタブはオーバースペック。緻密な筆圧感知機能など、とても良いんですが、これはあくまでもイラストを描く際にそのポテンシャルが発揮されるのであって、わたしのようなパスを描く作業には、ここまでの高機能は必要ない……。

というわけで、Intuos Proの下位モデルである、Intuos Pen&Touch Mサイズを導入しました。


Intuos Proとは描き味がだいぶ異なりますが、家電量販店の店頭で、何度も実機を試してみて、納得の上で購入。
Intuos Proは、しっとりみちみち、という感じの描き味。Intuos Pen&Touchは、さらさらカリカリ、という感じだなと思っています(※個人の感想です)。

会社のIntuos Proでも、わたしはタッチ機能はまったく使っていないので、タッチ機能のない廉価版 Intuos Penで十分だったのですが、Intuos Penは、Sサイズしか存在しない……。23.6インチのモニタで、Sサイズのペンタブは、ちょっと扱いづらい。Mサイズじゃないと辛い。というわけで、Intuos Pen&TouchのMサイズ一択となりました。

結論:Intuos PenのMサイズが欲しい人生だった。

ちなみに、自宅のPCとIntuos Pen&Touchの組み合わせだと、ペンの動きが若干遅くてイライラしたので、ペンタブのマッピング機能を使って、タブレット側の稼働領域を狭める設定をしてみたところ、ばっちり思い通りに動くようになりました。

さらにちなみに、Intuos Pen&Touchには、ペインター系の油彩ソフトが付属したモデルと、同人系作家に愛用者の多いまんが作成ソフト「CLIP STUDIO PAINT」が付属したモデルの二種類が存在するのですが、わたしは後者を購入しました。わたしは絵を描かないし、作業にはAdobeソフトしか使わないので、ぶっちゃけ付属ソフトはどちらも必要なかったのですが、何故かクリスタ同梱版のほうが安かったので、こちらにしたというだけのお話です。

結論:絵やまんがが描けるだけの絵心が欲しい人生だった……。


■キーボード

PCに無料でついてきたキーボードはメンブレン式。ノートPCがメイン機だった時代が長かったせいもあって、パンタグラフ式じゃないと落ち着かないので、この際、一万円以上の高級機も視野に入れて、良いキーボードをひとつ手に入れよう! と思い立ち、家電量販店のキーボード売り場へ行ってきました。

しかし……。キーボードマニアの間では「最高のキーボード」と定評のある高級機(リアルフォースとか)も試打してみたんですが、いやー……こればっかりは、高かろう良かろうというわけでもないんですね……。自分の使い道や好みにピッタリ合うものが、必ずしも高級機であるとは限らない。高級機を実際に触ってみて、イマイチしっくりこないことを知って、そういうもんなのかーと学びました。

仕方がないので、店頭にある50種類くらいのキーボードを、片っ端から試打してみました。笑
パンタグラフがいいな〜と思いつつも、先入観を捨てて、メンブレンその他も、片っ端から打つべし、打つべし、打つべし!!!!!
結果、必須条件として挙がったのは、

1)やっぱりパンタグラフがいいな。

2)キーストロークはメンブレンのほうが好みだから、パンタグラフでも深めのキーストロークだと良いかも。

3)テンキーは必須。

4)打撃音は小さければ小さいほど良い

5)無線だと電池交換や充電がじゃまくさいし、机に据え置きで使うと決めているからコードが邪魔になることもないので、今回は有線がいいな。

で、結果、これになりました。

LOGICOOL イルミネートキーボード K740
ロジクール (2013-06-07)
売り上げランキング: 659

何故かLEDバックライトつきで、暗闇で文字盤が光る!w
っべー。かっけー。中二心くすぐられるゥ…… これぞまさに、シビアコ!(※シビアコ=そこにシビれる、憧れる)
……まぁ、別にこの機能いらないんですが(あっ)、打ち心地と、全体のデザイン&質感が、最も好みだったんです!
今、この文章も、このキーボードで打っていますが、めちゃくちゃ快適です。無駄に何か書きたくなる。脳汁ブシャアアアッてなる。快適なデバイスって、やっぱり大事ですね……。


■スピーカー

いちおう、モニタにスピーカーが付いているので、音を聞くことはできるんですが、まぁ、モニタのスピーカーの音質なんて、お察しくださいって感じですよね……。

もうちょっと良い音質で聞きたい。とはいえ、音楽を本気で良い音で聞きたいときはヘッドフォンを使うから、そこまで高音質の高級オーディオスピーカーは必要ない。ウーハー付きのスピーカーのほうがいいに決まってるけど、わたしはマンション住まいで、深夜のウーハー騒音問題にも悩まされているので、いっそウーハーなしの、気軽で、安くて、でもモニタのスピーカーよりいい音が出るくらいの、扱いやすいUSBスピーカーがあれば、いいんだけど……。

と思っていたら、こんなスピーカーに出会いました。

LOGICOOL ステレオスピーカー Z120BW
ロジクール (2011-06-24)
売り上げランキング: 17

レビューを見てみると、上記のわたしのニーズにドンピシャな気がしました。価格もありえない安さだし、遊び半分で購入してみたところ……。

……えっ
あれっ?
これ、1,000円代のおもちゃスピーカーだよね?
……うん、ごめん、ナメてた。

低音は全然出てないんですが、そんなものはウーハーもアンプもついてない時点で想定内なので構いません。低音以外の部分が、予想外に良くてびっくり。
PCに接続して、特に期待もせず、いつものように刀剣乱舞をやりにいったらw、いつも聞いているはずのBGMから聞いたことのない音が聞こえてきて、「!?」となりました。 ノートPCのスピーカーでは拾えていなかったあらゆる音が、このスピーカーなら、ちゃんと鳴っている……。



というわけで、2015年夏現在の、わたくしのPC周りの環境は、以上のようなものとなっております。

ハードやデバイスにどこまでお金をかけるか、というのは、答えの出ない永遠の命題ですけれども、わたしにとってPCとは、大好きな二次元へとつながる魔法のゲートであるので、ゲート周りの環境を快適に整備しておくのは、とても大事な仕事のひとつであることよなぁと思っております。

ハイカットのスニーカーの靴紐をゴムに変えてみたら、脱ぎ履きが格段にしやすくなって、スニーカーを履く機会が増えた件

コンバースのハイカットが好きなんですが、脱ぎ履きするのが、とにかく、とにかく面倒くさいのが、難点ですよね?
いちいち靴紐をほどかずに、脱ぎ履きできればいいのに……。

という想いをこじらせた末に、靴紐を100均で売っているゴム紐に変えてみたところ、思いのほか良かったので、ご報告いたします。

こちらが、靴紐を、黒いゴム紐に変えてみたコンバースたち。
パッと見では、ゴムだとはわかりません。



使用したゴムは、こちら。
ダイソーの手芸売り場で売っている「ソフトゴムテープ」。



早い話が、「パンツのゴム」です。
コンバースだと、10コールのものが、太さ・強度的にも、ちょうどいい感じ。
もうちょっときつめが良いという場合は、12コールでもいけると思います。

これを、程よい長さに切って、いつもの靴紐と同じように通して結ぶだけです。
長さは、コンバースのハイカットなら、120cmくらいがちょうどいいと感じました。
100cmだと、一番上の穴まで通したうえで蝶結びするには、ちょっと長さが足りない印象。

丸紐がお好きなら、同じく100均の、ヘアブラシ等がおいてあるコーナーで買える、ヘアゴムも使えます。
こちら、ダイソーで購入した、黒いヘアゴム(100cm)を結んでみたコンバース。



紐を結んだまま、足を突っ込んで……。



ぐいーっと引っ張れば……



履けました。



なんでも、まだ靴紐が結べない小さな子どもたちのために、靴紐をゴムに変えるという技を、世のお母さん方が使っているのだそうで。
それいいじゃん! と、試してみたところ、大人の靴でもバッチリいけました。
歩いても、走っても、違和感なし。
スポーツなど、あんまり激しい運動をするには不向きかもしれませんが、ふつうのタウンユースでは、十分どころか、便利さだけが浮き立ちます。

調べてみると、「伸びる靴紐モヒート」として、商品化されていました!


100均はちょっと……という方は、こちらが良いかもしれません。

町田樹というフィギュアスケーターの狂おしいほどの魅力について語りたかった件について。

2014年の最後に書いて、ShortNoteに投稿した文章が、8,900viewを突破するという、けっこうな反響をいただいてしまいましたので、こちらにも掲載いたします。

昨年は、hnsm名義での文章を、あまりがっつり書けなかったのだけれども、最後の最後に、これがリリースできたので、すべりこみセーフってことに……してもらえないかなって、内心で、願ってる!笑


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現役引退を発表した、町田樹というフィギュアスケーターの狂おしいほどの魅力について、語りたい。
わたしがどうして、この男のスケートを、狂おしいほどに愛しているのか。
その話を、どうか、聞いてくれないか。


町田樹が、フィギュア界で存在感を強く現し始めたのは、
2012年のグランプリシリーズ中国杯で優勝したあたりからでした。
すでに長く活躍してきた選手ではあったけれども、
遂に世界レベルで覚醒するのかと期待され始めた矢先、
2012年の全日本選手権で、まさかの惨敗。

ソチ冬季オリンピックの代表選出を控えたこの時期において、
町田さんは、
「オリンピック候補の選手6名のうち、第6番目の男」
つまり、候補ではあるけれど、最下位、もっとも可能性の低い男だと、
周囲からも、そして自身でも、認識されていました。

しかし、2012年全日本での惨敗を経験して、
ほんとうに、もう、自分のすべてを捧げて、本気でオリンピックを目指すのだ。
と、彼は決意します。
そして、2013年春、決意の証として、頭を丸めて、坊主にします。

(※ここで、坊主という、ある種の奇行に走ってしまうのが町田クオリティ)
(※フィギュアスケーターなのにそんな髪型でいいのか!? と、トレーナーに心配されたという逸話も、マジ町田感はんぱない)

そして、2013年に自身が演じるプログラムとして、「エデンの東」を選択。
スタインベック著のこの小説に登場するキーワード、「ティムシェル」を、
2013年における自身のスケートのテーマとして掲げます。

「ティムシェル」とは、ヘブライ語で、「汝、治むることを能う」という意味の言葉。
その解釈はさまざまですが、町田さんは、
「自分の運命は自分で切り開く」という意味だと解釈。
2013年、この「エデンの東」というプログラムを通じて、
「ティムシェル」を体現すると宣言し、
2013年、つまり、オリンピックの出場をかけたシーズンが始まりました。

その後は、宣言通りの、すさまじいまでの快進撃。
グランプリシリーズアメリカ杯、優勝。
グランプリシリーズロステレ杯、優勝。
グランプリファイナル、進出。
オリンピック代表選考会を兼ねた、2013年全日本選手権で、2位の銀メダル獲得。

そして、全日本選手権終了直後の、オリンピック代表発表で、
その名を呼ばれ、ついに、ソチオリンピックの出場の切符を手に入れたのです。

ほんの10ヶ月前まで、「第六番目の男」と呼ばれていた彼が。
「自分の運命は自分で切り開く」という決意を込めたショートプログラム、
「エデンの東」を滑り続けることで。
ほんとうに、自らの力で、自分の運命を切り開いていきました。

その後、ソチ五輪では、5位入賞。
そして、フィギュアスケート界では、オリンピック以上に厳しく価値の高い試合とされる、
世界選手権に、日本代表として初めて選出されます。

その大舞台で。

彼は、「エデンの東」を、まったく減点の仕様がない、完璧な演技で、すべりきってみせました。

これが、そのときの映像です。





(これはドイツ語解説の映像ですが、興奮しすぎの実況の臨場感が良い。笑)
(日本語の解説では、「日本フィギュアスケート史上に残る名作」と称されていました)

「自分の運命は自分で切り開く」。
そのテーマを体現すると公言し、その言葉通り、オリンピックにも出場を果たした男が、
シーズンラストの試合である世界選手権で、
このプログラムを、遂に、遂に、完成させたのです。


これが……!

これが、ティムシェル……!!


ティムシェルを完成させた町田さんは、この試合で、
一位と0.33点差という歴史的大接戦で、二位の銀メダルを獲得。
羽生結弦選手に次ぐ、世界ランク2位のスケーターとなったのでした。


町田樹というスケーターの魅力は、
たとえば、ジャンプの安定感を始めとする技術力の高さや、
指先まで完璧に行き届いたアーティスティックな表現力、
バレエとフィギュアスケートを高いレベルで融合させることに成功した数少ない選手と称されるほどの、ダンサーとしてのレベルの高さ、
世界中の解説者がこぞって絶賛する姿勢の美しさ、
などなど、いくらでも挙げられますが、
わたしが、彼を狂おしいほどに好きだと感じる最大の理由はやはり、
己の生き様を通して「ティムシェル」を体現して見せてくれたという、
この、事実。


今、思えば、「エデンの東」を結実させた2014年3月の世界選手権で、
町田樹という競技者は、既に完成を見ていたのです。
実際、町田さんは、ソチ五輪の前から、ソチを最後に引退するという旨も、
発言なさっていました。

だから、2014年も競技を続けると発表があったとき、
わたしは、ほっとしたと同時に、
「どういうことだろう?」
「オリンピックを経験して、気持ちが変わったということだろうか?」
と、なんだかふわふわした疑問も感じていました。

その疑問が、今回の引退にあたって、
関西大学を通じて発表された町田さんのコメントで、
すんなりと、解消されました

http://www.kansai-u.ac.jp/sports/message/machida/2014/12/post_26.html

「去る2014年2月のソチ五輪出場に際し、関西大学を通じて多くの皆さまより賜りました活動支援金等のご芳情にも、改めてこの場で御礼申し上げます。皆さまへの、私なりの御礼の気持ちの一端としても、今シーズンの二つのプログラムを制作し、演じてきたつもりです。」

あぁ……そうか。
五輪出場、そして世界選手権での「エデンの東」完成で、
競技者としての町田樹は、もう完成していたのだけれども。
それを支えてくれた周囲へのお礼として。
言う慣れば、お礼参りのような意味合いで、
今季、もう1シーズン、滑ることにしたのだと。
つまり、今季は、ボーナストラックのようなものだったのだと。

深く、腑に落ちた心地がしました。

メディアでは、「町田語録」なんていって、
彼の独特な言い回しや世界観が、強く取り沙汰されているけれども。
もちろん、それも彼の魅力のひとつで、わたしも(わりとネタ的な意味でも)大好きなんだけれども。
そこまでの世界観を持ったフィギュアスケーターは、少なくとも日本には、
今まではいなかったし、もしかしたら、今後も、もう出てこないかもしれない。
だからこそ、わたしは、町田樹を、狂おしいほど好きだと感じたのだけれども。

町田さんは、「町田にできたんだから、自分にだってできる、と思ってほしい」
という旨の発言をされています。
「ティムシェル」の日本語訳である「汝、治むることを能う」は、
直訳するならば、「叶えることを、自分で可能にする」。
つまり、「わたしは、夢を叶えていい」「成功してもいい」「しあわせになってもいい」
と、自分で自分にOKを出す、という意味としても、捉えることができます。

「自分にだってできる」って、まさに、ティムシェル。

町田さんは、競技者としての人生を自分で切り拓き、
さらに、競技者の次の人生を、やはり自分で切り拓いた。

町田さんがやったんだから、わたしも、やってもいいのだ。
やりたいことを。夢を。未来を。叶えてもいいのだ。
それが、「自分の運命は自分で切り開く」――ティムシェル、ということなのだと、
彼が、教えてくれたのだから。

次の人生の目標が、既に明確に定まっている町田さんの、
その用意周到なところも、マジ町田、としかいいようがないです。
ああ……もう愛してるよ、愛してるよ町田! 狂おしいほどに! すきだよ! すきだよ町田アアアアア!!!!!!!!!!あいしてるよぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!

町田樹という存在を、いつでも、どこまでも、応援しつづけます。


町田さんの未来に、光あれ!